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DIYで職人nakase!

DIY(日曜大工)の応援サイトです。目指せプロ並仕上げ!



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DIYで実家リフォーム中!

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築45年の実家をひとりで黙々と
DIYリフォームしています!
数年前の大地震であちこちボロボロ。
結構なおしがいがあるよ。
もうすぐ定年の両親に快適な老後を過ごしてほしいから・・・。まずは和室は直して台所と自分の部屋をDIYリフォームだ。
まだまだ頑張ります!

   
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STEP1.実家改造計画!


ノンフィクション 中越震災の恐怖体験①~ ⑤~







珪藻土の特徴とは。簡単に説明。

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step6.仕上げはもう決まってる。○○塗り。

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では和室の仕上げはどうしようか?

…ってもう思いは決まっています。
まえからDIYリフォームでしてみたかったとがありまして
それを実現できる日が来たのかと思うとうれしくなります!

それは珪藻土塗りです。



珪藻土とは大辞泉によると

『珪藻の遺体が海底や湖沼の底などに沈殿してできた堆積物』。
よくわかんないよね?
要するに化石です。
日本では建材として使われるほかに『七輪』に使われてます。



その化石のなにがいいかって?


よく言われるのが『調室効果』だよね。
珪藻土って顕微鏡でみると小さな穴がた?くさんあって、
そのたくさんの穴が余分な水分を吸い取るってくれるんです。
『七輪』に霧吹きで水をかけるとすぐ水が引けるのはこの原理ですよ。

その次に良いと言われるのは『素材の風合い』
自然素材のもつ温かみがありますね。特に木材を多く使った家に良く合います。
塗り方によってもイメージがだいぶ変わるので面白いです。

その他
『ホルムアルデヒド吸着効果』『吸音・遮音性』
『消臭効果』『耐火性能』
『防カビ・防虫効果』『断熱効果』
などなど
たくさんありますが、どれもアルかナイかといわれればアルくらいなもんでしょう。
あまり期待しない方がいいと思います。

反面短所もあるんですよ。
それは汚れが付きやすいということ



以上の様にたくさんの性能をもっています、ですが
ボクが珪藻土塗りを決めていた理由
はもう一つあります。

それは自分で塗れること
(一応、1級建築士ですが技術に関しては素人です。
そんなボクでもできます)


せっかくリフォームするんだから、
自分で出来る最大限の事をしたいですよね。
これから老後をこの家で過ごすことになるかもしれない両親に
少しでも健康的で暖かみのある生活をおくってもらいたかったんです。
それに当然、値段も自分ですれば安くあがります。
ふつう珪藻土塗りを職人さんに頼むとビニールクロスの2・3倍はします。
ですが自分ですれば同額かそれ以下でできるでしょう。
電気工事や設備工事は免許がないと出来ないのでプロにまかせざる終えませんが、
自分で出来るところは積極的にやるべきです。





続きを読む   >>選んで成功!




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step5. 和室の調査

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まずは両親の要望とおり
和室から始めることに・・・早速、調査です。



広さは6畳。床の間と押し入れがある。
この部屋は壁がメイン。前に書いたが、
繊維壁の接着剤の効き目が落ちはがれかけている。
それに加え、以前の大震災の影響であちこちヒビもはいっている。
特に床の間なんて無残です。
6尺間(1.8m)の壁に対角線を描くように大きな亀裂がある。
一応、掛け軸で隠してあったがほとんど見えてる状態。


壁の構造はどうなっているのか?と
はがれかけている箇所を探してほじくってみました。
こんな構造になっていました。


一般的な塗り壁の構造で、なぜかホットしました。
『欠陥住宅』って言葉を良く聞くけどまさかウチが!!って
思いが少しあったんだろう。
(この先あんな欠陥を発見してしまうことになろうとは
思いもしませんでした。…あとで書きます)

剥がれのほとんどが『ムラ直し』と『中塗り』の間でおこっていました。
ここで剥がれていたんでは『上塗り』の上に塗るような材料では
表面的にしか直らず、結局またヒビや剥がれがおきます。

『上塗り』と『中塗り』を剥がさざるおえないと考えました。
厚さにして約2cm。。。
この部屋のすべての壁を落とす作業を思うと少し気が重くなる。

まぁ、引き受けてしまったんだし仕方ないか・・・
仕上げを考えよっと。

これも両親への親孝行ですから




続きを読む  >> もう決まっている
 

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step4. 要望ヒアリング

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両親が一番気になっているのが和室

 



2年くらい前の大震災で壁がはがれ落ちているのである。
壁は繊維壁※というやつで、当時はそれが主流だったらしい。

※繊維壁とは糸くず、真綿くず、合成繊維、パルプなどの繊維を、
のりで練って塗った軟質多孔性の壁。主に和室の壁に用いられます。

当時の接着剤(のり)は効き目が落ちるのがはやいので
軽い振動なんかですぐはがれてしまうのである。
そうしたことから繊維壁の補強材や補修材がよく売れてるんです。



その次は玄関ホール
  

和室とまではいかないけど壁ははがれそう。
問題は床。歩くときしむんです。
経年変化によりフロア?(おそらく12?)の強度が落ちたんだろう。
根太(床板を支える横材)の上に一枚張りの為
その影響はもろに表に出てしまいます。
場所によっては今にも割れて落ちそう。
そこには落ちないようにマットが敷かれていました。

とりあえず、
和室』『玄関ホール』の2箇所だけでも直してほしい
というのが要望である。
その他は予算もあるから、それから考えるって。

まぁ、おれも初めてだから
いくらかかるって言えないところもあるんで
そこのところは了解しときました。






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step3. 深刻な家庭事情(涙)

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両親の話を聞いてみると
新築にしようか改築にしようか迷ったらしい。


実家にはボクの兄がすんでるんだけど、まだ独身。
そろそろ結婚しないと男バージョンの『負け組み』になってしまう年頃。
両親も今か今かとまっている。
本人はそんなつもりはなく(男色ではないとおもう。。。)
休みの日はいつも自分の趣味の釣りをして女っけのない生活をしている。

兄次第で今後の家族計画がかわってくるのである。
兄が結婚でもして嫁さんを連れて来るのであれば
のちのち子供もでき人数が増えるので新築を考えたいのだが、
このまま結婚しない可能性もない訳ではない。
それに結婚したからといって実家に入るとも限らない。


どちらともいえない状況の中で
現状維持をしていたのだが家の老朽化は待ってはくれず
今回の決断をくだしたのだと思う。

確かに、
先がわからないので余計なお金は使いたくないし
お金をかけずに工事をするには自分でするのが一番いい。

自分としてはDIYって興味があるのでやってみたかったし、
時期的に仕事がヒマなのでちょうどいい。
それに、なにより親孝行にもなるしね。


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